👜 ブランドバッグの正しい保管方法+お手入れ方法
目次
はじめに
大切なブランドバッグは、使い方だけでなく「保管方法」も寿命を大きく左右します。間違った保管を続けてしまうと、カビや型崩れ、色移りなどの原因になり、せっかくの高級バッグが台無しになってしまうことも…。
今回は、プロの修理・メンテナンスの現場から見た「正しい保管方法」 をご紹介します。
1. 湿気を防ぐことが最優先
革製品にとって湿気は大敵
湿気がこもるとカビの発生リスクが高まります。特に梅雨や夏場は要注意です。
- バッグの中にシリカゲル(乾燥剤)を入れる
- クローゼットに除湿剤を置く
- 定期的に風通しの良い場所で陰干しする
👉 ポイント:密閉状態で長期間しまい込まないこと
2. 型崩れ防止の工夫
バッグの美しいフォルムを守る
空の状態で放置すると、型崩れやシワの原因になります。
- バッグの中に不織布や薄紙を軽く詰める
- 詰め物は新聞紙ではなく、インク移りしない素材を選ぶ
- ストラップは外して別に保管(革の伸び防止)
👉 ポイント:バッグが「自立」できる状態で保存
3. 光とホコリから守る
直射日光と埃も劣化の原因
- 直射日光の当たる窓際は避ける(退色やひび割れ防止)
- 保管は購入時の布袋(保存袋)や不織布バッグに入れる
- ビニール袋は湿気がこもるのでNG
👉 ポイント:呼吸できる素材の保存袋を使用
4. 素材別の注意点
ラムスキン・キャビアスキン・キャンバスそれぞれに違いがある
- ラムスキン:柔らかいため、特に型崩れに注意
- キャビアスキン:比較的丈夫だが、長期収納でも乾燥ケアが必要
- キャンバス地:ホコリやシミがつきやすいため、防汚スプレー後に保管が安心
5. 定期的に取り出して点検
「使わない=安心」ではない
どれだけ丁寧に保管していても、半年に一度は取り出してチェックしましょう。
- 表面を乾拭きしてホコリ除去
- カビや色ムラが出ていないか確認
- 革の乾燥が見られれば軽く保湿クリームを塗布
まとめ
ブランドバッグを美しい状態で長く楽しむためには、湿気対策・型崩れ防止・光とホコリからの保護 が3大ポイントです。
正しい保管を続けることで、バッグの寿命は何倍にも伸ばせます。
プロからのひとこと
「保管していたのにカビが出てしまった」「型崩れが戻らない」というご相談を多くいただきます。少しの工夫で防げるトラブルですので、ぜひ今日から実践してみてください。
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当店では、保管前のクリーニング・防汚コーティング・カビ除去 など、ブランドバッグを長く守るためのプロサービスも承っております。
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