ナノガラスコーティング


- 作業金額サイズにより変動 5500(税込)〜
- 作業期間2日〜1週間
- 修理部位品物表面
ハイブランド品だからこそ、直す前に“守る”という選択を
まず、知っておいてほしい事実があります。それは、日本の気候はハイブランド品をはじめとする革製品には向いていない。ということです。特に湿度は大問題です。
日本の平均湿度は年間通して60〜80%以上(特に梅雨時は90%近く)
一方、ヨーロッパや北米の高級ブランド製造国(フランス、イタリアなど)は平均湿度40〜60%台
あなたの大切なお品も日常の使用や保管によって、加水分解・スレ・日焼け・液体汚れ・カビ・臭いなど、見えないリスクにさらされています。
そんなお悩みを解決するのが、ブランドバッグ専用のコーティングサービスです。
参考動画
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修理内容
- 下記工程によってコーティング施工いたします。
① 表面コンディションのチェック|
革の種類・仕上げ・経年状態を確認し、コーティングに適した処理が可能かを判定。エルメスやシャネルなどブランドごとに異なる質感や風合いを損なわないよう、スムース/シュリンク/型押し/起毛素材などを丁寧に識別します。
② 表面のクリーニング・脱脂処理|
革表面に付着した皮脂・ホコリ・コスメ汚れなどを、革専用の中性洗剤で優しく除去。コーティングの密着を妨げる油分や汚れを完全に脱脂することで、ガラス皮膜がしっかりと定着する下地を整えます。
③ 下地プライマーの塗布|
素材や革の吸水性に応じて、**ナノガラス成分が密着しやすくなるプライマー(下地処理剤)**を選定し塗布。とくにシボ革やマット系のレザーでは、ガラス層のムラを防ぐための均一化が重要となります。
④ ガラスコーティング剤の施工|
専用に調整したナノガラスコート剤を、専用のクロスとグローブを使用して、薄く均一に手作業で施工。バッグの形状・パーツごとの起伏を考慮しながら、見えない透明の保護層を形成します。
⑤ 乾燥・定着・仕上げ処理|
温度・湿度を調整した環境下で、ガラス被膜を自然硬化またはUV照射で安定化。表面の余剰コートを丁寧に拭き取り、艶や質感を整えながら最終仕上げを行います。
▶ 効果のまとめ
本施工により、ブランドバッグは以下の効果を得られます:
スレ・傷の耐摩耗性向上
撥水・防汚性能によるシミ防止
UVカットでの色褪せ防止
抗菌効果によるカビ・臭い予防
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